初めてのグアム旅行!調べた情報と行ってみてわかったこと

フィエスタリゾートのビーチ/グアム・GUAM

こんにちは、田口です。

今年もありがたいことに、社員研修で海外に行かせてもらいました!

今回の行き先は「グアム」。

僕はこれまで一度も行ったことがありませんでしたが、昨年はベトナムのダナン、その前がバンコクだったので、それと比べたら気楽というか、何となく行く前から安心感がありました。

とはいえ、初めて訪れる場所ということもあり、事前にいろいろと情報も集めましたので、これからグアムに行くという方のためにも、調べたこと、行ってみてわかったことを、まとめてお伝えしたいと思います!

グアムはどこにあるの?

グアムの地図・GUAM・MAP
日本とオーストラリアのちょうど中間くらいに位置する、マリアナ諸島の一つにグアムがあります。

よく旅行のパンフレットでグアムとサイパンが一緒に紹介されていますが、マリアナ諸島の最南端がグアム島で、その四つ上の島がサイパン島と、すぐ近くにあるからなんですね。ちなみにグアムからず~と左に行くとフィリピンがあります。

グアムへは日本各地の主要な国際空港から直行便が出ており、片道3時間半~4時間くらいで行くことができます。「一番近いアメリカ」なんて言われることもあるくらい海外旅行としては気軽に行けるので、昔から日本人には人気の観光地なんですね。

グアム島の人口は約18万人。先住民であるチャモロ人がもっとも多く、次にフィリピン人、ミクロネシア人、白人、という順番なんだとか。
言われてみれば、確かにホテルの従業員さんはフィリピン人が多かった気がします。

日本との時差は1時間

グアムの時差は、日本時間のプラス1時間
日本が朝8時であれば、グアムは朝9時ということになります。
なので時差ボケの心配は全然ありませんね。

グアムの気候と服装。冷房対策は必須!

グアムの平均気温は約26℃
僕が訪れたのは2月末でしたが、年間を通じて温度変化が少ないので、半袖&短パンでも快適に過ごせました。

ただし、朝と晩は冷えるのと、ホテルやレストラン、ショッピングモールでは冷房が強く効いていることがあるため、薄手のジャケットか、カーディガンがあると便利です。

意外と盲点ですが、バスやタクシーの中もキンキンに冷えていることがあるので、移動時にも羽織れるものを持参し、体が冷えて体調を崩さないよう注意が必要です。

日焼け&熱中症対策はしっかりと。油断は禁物。

日中は外にいると露出している肌がジリジリするくらい日差しが強いため、日焼けや熱中症対策として帽子、サングラス、日焼け止めクリームなどを持っておいたほうがいいです。

万が一、日焼けで肌が真っ赤になってしまったら、単なる日焼けではなく火傷(ケガ)したというつもりで入念にケアしてください。その際、肌が乾燥したままだと悪化して治りも遅くなるので、アロエオイル等でこまめに保湿しておくことをおすすめします。

「乾季」と「雨季」がある

グアムは11月~5月までが乾期で、6月~10月までが雨期だそうです。

雨期といっても日本の梅雨とは違い、突然強い雨が降り出す“スコール”の回数が増えるということみたいです。今回は2月だったので乾期のまっただ中でしたが、それでもスコールは毎日ありました

ちなみに僕がグアムに行く一週間前、たまたま知人もグアムに行っていたのですが、乾季にも関わらず、そのときは一週間ほとんど曇りか雨だったそうです。

買い物をしているとき、現地に住んでいる方に天気のことを聞いたのですが、「今年はちょっと異常だね(雨が多くて)」と言っていたので、もし乾期に旅行に行くとしても、念のため雨が降ったときの過ごし方も考えておいた方がいいかと思います。

渡航するのにビザは必要?

グアムの場合、旅行目的であれば、ESTA(電子渡航認証システム)を取得している人は最大で90日まで、取得していない人は45日までビザなしで滞在することができます。

一般的なグアム旅行の場合は3泊~4泊だと思いますので、ほとんどの人はビザをとる必要はありませんね。

また、ESTAについても基本的には申請の必要はありませんが、取得しているほうがグアムに着いたときの入国審査が若干早くなりますので、少しでも早く入国したい人や、2年以内にハワイ旅行も計画している人は申請しておくといいかと思います。(ハワイはESTA必須ですので)

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この度、妹が結婚することになり、その挙式をハワイで行いました。 僕の時は沖縄だったので、田口家では結婚式といえばリゾート婚みたいな流れが出来つつあります(多分)

グアムの言語は? あいさつは何ていうの?

グアムの挨拶・Hafa Adai・ハファ デイ/グアム・GUAM
グアムの公用語は英語チャモロ語です。

グアム島の南部はチャモロ人が多く、英語とチャモロ語の両方を使って生活しているようですが、旅行中はほとんど英語しか聞くことはないと思います。ちなみに、フィリピン系が多いためか希にタガログ語で話している人もいるそうです。(なかなか聞いても判断できませんが)

グアムでの挨拶は「Hafa Adai(ハファ デイ)」。
チャモロ語で「こんにちは」「ようこそ」という意味だそうです。

現地のガイドさんに、相手から「ハファ デイ」と言われたら何て返せば良いのか聞いたところ、同じく「ハファ デイ」と返せばいいとのこと。

それを聞いてさっそく次の日から「ハファ デイ!」と挨拶してみたのですが、「ハロー!」「グッモーニン!」と、なぜか毎回英語で返されて恥ずかしくなり、それ以降は積極的に使わず言われたときにだけ「ハファ デイ」を使うようにしてました。

結論、チャモロ語でも英語でもどちらでもOKということですね。

日本語は通じるのか?

中心部であるタモン湾周辺のホテル街など、日本人観光客が多い場所であればほとんど通じます。ただし、向こうも観光客用の日本語しかわからないので、こちらの細かい要望までは伝えられません。

なので最初からあまり期待はせず、心構えとしては基本は英語で、日本語が通じたらラッキー、くらいがちょうどいいと思います。

個人的にはどこの国よりも日本語が通じる場所だと思いますが、もしどうしても言葉の壁が不安だという方は、日本語が話せるガイドさん付きのツアーが沢山あるので、そちらに申し込むのがいいかと思います。

グアムの治安

他の国と比べるとグアムは治安が良い島だそうですが、置き引きなど観光客を狙った犯罪も増えているようなので注意は必要です。

特に夜間は街灯が少なくて道が暗いので、徒歩で一人きりで出歩くのは避けたほうがいいですね。また、夜になると途端に雰囲気が変わり、呼び込みで声掛けしてくる人が増えてきます。しつこく勧誘してくる場合は怪しいことが多いので、返事を濁さず、ハッキリと「ノーサンキュー!」で断っておきましょう。

グアムの通貨・両替について

グアムの通貨はUSD(米ドル)です。
一部の高級ホテルでは日本円も使えるようですが、レートは割高になるようですので、やはりUSDに両替しておくのが無難ですね。

僕は予め成田空港内で両替していきましたが、空港の中でも場所によってレートに差があり、一番良かったのは手荷物検査を終えた後、搭乗ゲートに向かう途中の両替所でした。ちなみに一番悪かったのは成田空港駅に着いてすぐの両替所で、1ドルあたり2円くらいの差がありました。

円⇒ドルへの両替は日本でやるのが吉!

海外旅行に行くとき、特に東南アジアの場合は、必要最低限だけ日本で両替しておき、現地に着いてから街中の両替所で両替するというのが一般的です。そうした方がレートが良くて使えるお金が若干増えるからなのですが、グアムの場合はちょっと違いました。

出発前に成田空港で両替したときは1ドル115円~117円(当時)だったのに対し、グアム空港に着いてすぐ両替したときは1ドル131円とかなり割高。もちろん飛行機に乗っている数時間の間にそこまで値動きしたわけではありません。

今回はホテルや街中では両替しなかったので他の場所についてはわかりませんが、もしこれからグアムに行くという方は、現地で両替するよりもあらかじめ日本で両替しておくことをおすすめします。

チップの文化があるので1ドル札を準備しておく

あらかじめ両替しておくといい理由の一つに、チップがあります。

グアムはアメリカ本土と同じくチップの習慣があるので、ホテルのポーターやベルボーイに部屋まで荷物を運んでもらった場合は、荷物一つにつき1ドルくらいを目安に手渡す必要があります。

また、同じホテルに連泊する場合は、ベッドメイキングしてくれるスタッフ用に、毎朝、枕元にチップを置いておきます。
このときのチップの相場は、宿泊者1名につき1ドルくらいです。

その他にも、レストランで食事をしたときは、合計金額の15%~20%くらいをチップとして上乗せするのが一般的。

ただし、お店によってはあらかじめチップを含めた金額で請求している場合もあるので、レシートをよく確認する必要があります。

レシートにサービスチャージ(Service Charge)という項目があり、食事以外の金額が加算されている場合はすでにチップが上乗せされていますので、この場合は追加で支払う必要はありません。

クレジットカードがあると便利!

グアムでの買い物や食事なら、現金ではなくクレジットカードで支払うというのもおすすめです。

お札ならまだいいのですが、普段使い慣れてないお金だと買い物をする度にどんどん細かい硬貨が増えていって、あとで使うときの計算がなかなか難しいんですよね。これ、何枚でいくらになるんだっけ?みたいな。

アメリカはカード社会ということもあり、スーパーやコンビニを含むほとんどのお店で、少額の買い物でも気兼ねなくクレジットカードが利用できます。僕はハーゲンダッツのアイスを一個だけ買うときにも毎回クレカを使ってましたが、数ドルだろうとまったく嫌な顔はされませんでした。

特にタモンなどの都市部ならカード払いできるお店がほとんどなので、お土産代や飲食代はクレジットカードで支払うのが楽だと思いますよ。

現地でキャッシュを両替するよりレートがいい!

僕が行ったときは、出発前に成田空港で両替した場合と、グアムに着いてから両替した場合で、最大で1ドルあたり16円も差がありました。(グアムの方が割高だった)

ですが、滞在中にクレジットカードで買い物をした時の精算レートだと、1ドルあたり114円~115円と、日本で両替したときと殆ど変わりませんでした。

このことからも、現金が少なくなってきて慌てて両替するよりは、カードが使えるところでは積極的に利用したほうがいいかと思います。

宿泊ホテルでの「デポジット」にも

ホテルによってはチェックインするときにデポジット(保証金)を求められることもありますが、その時は現金(ドル)か、本人名義のクレジットカードで手続きします。

現金の場合はそのままフロントに預けますが、クレジットカードの場合は手続きが済めばカードは手元に戻ります。

滞在中、とくに何もなければデポジットはチェックアウト時に返金されますが、クレジットカードの場合は請求の取り消しだけで済むため、ホテル側でスピーディーに手続きしてくれます。現金で預けると戻ってきた米ドルが余ってしまいやすいので、個人的にはここでもクレジットカードがあると便利だと感じました。

JCBカードがあれば無料でWi-Fiが使える!

海外で困るのがインターネット環境。
ホテルに居るときはホテルのWi-Fiが利用できますが、日中買い物をしているときに、ふと調べものをしたくなってスマホが使えないと不便ですよね。

そんなとき、JCBのクレジットカードを持っていれば、無料でWi-Fiが利用できるかもしれません。

JCBでは、グアムの主要ホテルのロビー、シャトルバスの停留所、ショッピングモールなど、約100ヵ所以上のWi-Fiスポットを無料で使用できるキャンペーンを、JCB会員向けに行っています。

事前の手続きやエントリーといったことは不要なので、JCBのクレジットカードさえ持っていれば、あとは現地のWi-Fiスポットで設定するだけ。ちなみにアクセスポイント名は「0000JCB_WIFI」です。

このキャンペーンは2018年10月31日(水)までやっているそうなので、VISAやMasterCardは持ってるけどまだJCBを持っていないという方は、この機会に作ってみてはいかがでしょうか。

おすすめは僕もメインで使っている、年会費無料でTポイントが一番たまる、ヤフーのクレジットカードです。

盗難対策という意味でも、現金(キャッシュ)は必要最小限にとどめておくのが有効だと思います。

【電圧・電源】普通に充電はできる?

グアムのコンセント・プラグ形状・三穴タイプ/GUAM
グアムのコンセント・プラグ形状は、三つ穴タイプ

日本は二つ穴の「Aタイプ」ですが、日本のコンセントも変換アダプタ無しで使うことができます

ただし、そのまま差し込めるといっても電圧には注意してください。

日本は100Vであるのに対し、グアムは100~120Vなので、変圧器が無いタイプの電源ケーブルだと故障する可能性もあります

とはいえ、最近のスマホや電化製品の電源ケーブルには変圧器が搭載されているものが多いので、よく確認すればそのまま利用できることがほとんどです。

水道水は飲める?

グアムの水道水は、石灰を多く含んだ硬水だそうです。

一応、水道水をそのまま飲むこともできるみたいですが、人によっては身体に合わないこともあるようですので、ミネラルウォーターを購入するのが無難だと思います。
ミネラルウォーターはコンビニやスーパーなどで手に入ります。

旅行中の移動手段

ツアーに申し込んでいる場合はホテルから目的地まで専用バスが送迎してくれますが、殆どの場合は「シャトルバス」か「レンタカー」になると思います。

主要ホテルが密集するタモンエリアであれば頻繁にシャトルバスが運行しているので、DFSやJPストアなど、1日中ショッピングを楽しむぞ!という時は1Dayパスを買っておくと便利です。

買い物だけじゃなく、グアムの自然などいろいろ見て回りたいという方にはレンタカーがおすすめです。僕も今回、車を借りてドライブを楽しみました。

グアムでは国際免許証がなくても、21歳以上で、30日以内であれば、日本の免許証でレンタカーを借りることができます

左ハンドル、右側車線など、交通ルールが異なることから少しハードルは高いかもしれませんが、時間を気にせず自由に移動できるのはとても魅力で、良い思い出にもなりました。

お子様連れのときの注意事項

小さなお子さんを連れて家族旅行でグアムに訪れる方もいらっしゃいますが、大事な注意事項があります。

グアム(アメリカ)の法律では、13歳以上の付添い人なしでの12歳以下の子供だけでの単独行動は禁止されています。

例えばホテルのプールで一人で遊ばせたり、部屋でお留守番などですね。

どれだけしっかりした子供でも、法律で禁止されている以上は幼児虐待・放置などの罪で逮捕されることもありますのでご注意ください。
 
 

・・・といった感じで長くなりましたが、実はまだまだお伝えしたい情報は沢山ありますので、これから徐々にご紹介していきたいと思います!
 
 

グアム旅行の動画もあわせてご覧ください


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