学生たちよ、これが「まくら投げ専用枕」だ!

昔も今も、修学旅行の夜といえばやはり熱きピローファイトではないでしょうか。
はじめは冗談で投げ合うのですが、だんだんと本気になって、最後は設備を壊して青ざめる。大人の階段ですね。

そんな「まくら投げ」ですが、実はあの興奮を社会人になってからでも味わうことが出来るイベントがあるんです。

伊東市観光協会が主催する 『全日本まくら投げ選手権大会』

日本で初めて「まくら投げ」を競技化した大会で、第二回となる2014年は、29チーム(約250人)が参加するほどの白熱した戦いとなりました。

まくら投げのルール

まくら投げは、簡単に言うと枕を使ったドッジボールです。チーム対抗戦で2分間枕を投げ合います。
先に敵の大将に当てるか、最後までエリア内に残った選手の多いチームが勝者となります。

相手が投げてきた場合、ドッジボールだと避けるかキャッチするかのどちらかになりますが、まくら投げでは敷かれている布団を使って盾のように防御することもできるのです。

誰もがひれ伏す必殺技!

そして一番の見せ所は、1セットに1回だけ使うことのできる
「先生が来たぞ!」コールです!

各チームの大将が一度だけ使えるコールで、この「先生が来たぞ~!!」を聞いた相手チームは、10秒間寝たふりをしなければいけません。

追記:2019.02.22
現在『先生がきたぞォ~』コールは、各チームのサポートだけが使えるコールとなりました。
枕投げのススメより:https://makuranage.com/makuranagerules/

相手チームが寝ている間、一人だけ敵の陣地に入ることが可能なので、落ちている枕を回収して試合を優位に進めることができるのです!

その大会の公式球がこの枕!

まくら投げ日本一を決める大会で使われている公式球が、この「まくら投げ専用枕」なんです!ネーミングからしてネタ要素が強いのですが、実は細部までもの凄くこだわって作りました。

【1】投げやすさ

ある程度の飛距離がでなければ、敵チームに当てることが出来ません。
投げやすい重さ、素材、形状、掴み易さなど、ありとあらゆる視点から研究しました。

【2】当たっても痛くない

思いっきり投げておいてあれですが、まくら投げでは顔に当たっても痛くないように配慮しました。
枕には伸縮性のある生地を、中素材には「クラッシュラテックス」という柔軟性のある細かい素材を採用。体に当たった時の圧力を分散して衝撃を和らげます。
また、怪我の原因となるファスナーやネームタグなどの装飾も一切無くしました。

【3】ボール(枕)として認識できるか

一般的な枕の色は白です。しかしエリア内には布団も敷かれているため、真っ白だと飛んでくる枕が見えづらいのではないかと考えました。
試行錯誤の結果、飛んでくる時やエリア内に落ちている時も認識し易い、グレーと白のボーダー柄を採用。また公式枕らしく「全日本まくら投げ協会 公認枕」の文字もプリントしました。

投げない日はお部屋のアクセントに

感触が柔らかくて気持ちいいので、戦わない日はクッションとして使いましょう。ソファーに置いておけば、来客時に話題になること間違いなしです!
また、あくまでも「枕」なのでお昼寝用にも最適です。

次の大会に向けて特訓!

これから修学旅行を控えている学生はもちろん、このブログを見て大会に興味を持った方、我こそ日本一のピローファイターだ!と思った方は、ぜひこの公式球(枕)を使って特訓してみてください^^

2017年12月にデザインがリニューアルされました。


 
 

まくら投げ大会のルールを動画でご紹介

「全日本まくら投げ大会 in 伊東温泉」を開催している静岡県伊東市の観光課から、まくら投げ大会の公式ルール動画が配信されていたのでご紹介します。

また、下記のサイトでも詳しく紹介されています。

枕投げのススメ
スポーツとしての枕投げ「全日本まくら投げ大会」の情報サイト。枕投げ大会の公式ルールをはじめ、選手ごとの役割や戦術、競技の誕生から現在までの歴史、公式球である「まくら投げ専用枕」について詳しく紹介しています。

おまけ

※日本テレビ「嵐にしやがれ」で紹介されました。
※テレビ朝日「GENERATIONS NO.1~ジェネ1~」で紹介されました。 
 

タイトルとURLをコピーしました