年に一度開催されるブロガーのためのお祭り、ブロガーズフェスティバル2015に参加してきました!
今年で3回目となるこのイベント。僕は昨年も参加しましたが、その時はまだこのブログを始めて間もない頃で、delaymania.comを運営している友人の大谷さんにお願いして、沢山のブロガーさんを紹介してもらってました。(懐かしい)
ブロフェスは同じ時間帯に別々のステージで講演が行われるので、音楽フェスのように自分が聴きたいと思ったステージに移動するシステムです。
今回はステージA・B・Cと3つに分かれていて、さらに第1~第3セッションまであったため、合計9つの講演から選ぶことになりました。
どれも興味深いテーマで本当にギリギリまで迷いましたが、今回、その中から選んだ講演と、特に印象に残った言葉をご紹介します。
1.ファンをつくるために!ググれない情報を書き綴ろう
株式会社LIG LIGブログ編集長 永田優介(ナッツ)さん
- LIG社員は80人。ライターではない人が、毎月最低でも一人一本記事を書いている
- 基本的には毎月の学び。内容はなんでもいいのでブログでアウトプットする
- 顔出しをすることで顔と名前を覚えてもらう。信頼性がアップする
- ファンが大事。普通は新しい記事を書いてもなかなか見てもらえないが、ファンがいれば毎回一定数見てもらえて、拡散してくれることもある
- ストーリーのある記事は離れ難い
- ストーリーは具体的に。「昔は貧乏だった」ではなく、「ジャンプを枕にして寝る生活が2年続いた」と綴る
- 現場が楽しいかどうか、その場のメンバーが笑っているかどうかを大事にしている。動いた感情を表現することでブログに躍動感がでる。気持よく書いてもらえるような環境を作っている
2.ブログを書くだけが仕事じゃない!今のノマド的節約術に至るまでのストーリー
合同会社cocowa 松本博樹さん
- ブログを始めた時は、勤めていた会社を退職&奥さんが臨月で出産間近&注文住宅をお願いしたばかりという崖っぷちだった
- 収入のあてがないのでとにかく支出を減らすことを考える⇒どうせなら記録を残した方が面白いかも⇒「ノマド的節約術」
- ブログ開始から2年半はアクセス数が停滞していた⇒日記みたいな記事が大半&小手先のテクニックに走っていた
- 停滞してても続けられた理由はブログを書くのが楽しかったから
- 自分の伝えたいことを読者の悩みや疑問の答えに変換する
- 一人が回遊するブログにしていく
- 一度書いた記事でも検索キーワードを見直して足りない情報を補足する
- なるべく自分の体験談を書く。体験できない記事なら自分の考えを入れる
- サイトからの収益はサイトへの投資に使う
3.ブログの写真がうまくなる!ユーザー目線で考える写真の撮り方
カメラマン&写真系WEBライター つるたまさん
- 写真は誰でも綺麗に撮れる時代。だからアイデアが大事。
- 例:食べ物の写真。明るいほうが美味しそうに見える。
- アイキャッチ向きの写真と記事向きの写真
- 1カットだけでなく色んなパターンを撮影しておく
- 白の印象・黒の印象
- 背景の被写体や色などの情報は3つくらいがちょうどいい
- 色彩効果を意識するとおもしろい
- 広角レンズやスマホでは背景を意識する。できるだけ不要なものが写らないようにする&色彩効果を考えて見やすい色にする
- 読者が共感する写真・被写体+情景+感情
今年のブロフェスも楽しかったです^^
各セッションの後は、5分間でプレゼンをする恒例のライトニングトーク大会。プレゼンで5分というのは長いようで短いんですよね…すぐまとめないと時間切れになりますし。
その後は懇親会。今年もまたいろんな方とお話することができました。
今年は参加者が増えて会場も大きくなり、初のスポンサーブースも設置されていました。各セッションの合間に立ち寄りましたが、ブロガーと親和性の高い製品やサービスが紹介されていてなかなか面白かったです。
また来年も楽しみです。主催者&運営スタッフのみなさんお疲れさまでした。