北海道から沖縄まで、日本全国のネット団体の知が集結するEC未来会議『全国ECサミット2015』に参加してきました。
特別講演には、あの“にんにく卵黄”などでお馴染みの「やずや」社長、矢頭 徹(やずとおる)氏と、ライブドア元社長ホリエモンこと堀江 貴文(ほりえたかふみ)氏が登壇。貴重なお話を聴いてきました。
第1講座 株式会社やずや 矢頭 徹氏
創業者は父親の故・矢頭宣男。現在は九州最大級の通販会社として有名だが、昔はお金がなく、マイク一本で出来る仕事として結婚式の司会をしていた。結婚式司会の仕事は土日が多かったため、平日にも出来る仕事として通信販売を始めるようになる。
印象に残った言葉・感じたこと
- 過去に挫折があった人は頑張る。自分で乗り越える力を持っている
- 今日ひらめいたアイデア・疑問・良かった出来事などを毎日手帳に書いている
- 「販売者」である前に「消費者」であること
- 自分たちが欲しいと思う商品をつくる
- 楽しさと感動を追求すること、それがやずやイズム
この他、社内の取り組みやお客さんとのエピソードなど沢山のお話をしていただきましたが、何より印象的だったのは、とにかく矢頭さんの説明は分かりやすく、ときには面白く、話を聞いているだけで「やずや」への想いと社内の雰囲気が伝わってきました。
第2講座 堀江 貴文氏 Q&A
こちらは講演ではなく、事前にEC事業者から寄せられた質問に堀江氏が答える、Q&A方式で行われました。
印象に残った言葉・感じたこと
- プラットフォームはえげつないと知る。その上でどう対応するか
- 日本のEC化率が伸び悩んでいるは、他の途上国に比べてECが無くても生活が成り立つくらいインフラが充実しているから
- 同じ商売をやり続けるのではなく、あるタイミングで売るという選択肢もあり
- 白か黒かで決めるのではなく、考え方にグラデーションをもつ
- できるだけアウトプットするようにしている
さすがホリエモン、テレビで見るときと同じ物腰でズバズバ斬っていきます(笑)
ただ実際に会って感じたのは、堀江さんの考え方は実は凄くシンプルで、誰に何を言われようと自分に正直に生きて体現しているだけなんだということ。
昔から著書やブログを読んだりしていましたが、何年経っても本当にブレてないなと思いました。
時には誤解を招いたりもしますが、天才と呼ばれる人達はそもそも“一般的”の基準では量れる訳もなく、向こうからすれば「何でそんなことで悩んでるの?」と不思議で仕方がないんだと思います^^
ECだけじゃなくプライベートなことも話してくれたので、個人的には今回いろんな角度から堀江貴文を知ることができた気がします。
たくさんの気付き・学びがありました
お二方とも普段はなかなか会えない著名人。生でお話が聞けたことでとても刺激になりました。
ちなみに今回の会場は東京駅に隣接している、リクルートホールディングス本社の最上階。
以前、ポンパレモールのオープニングセレモニーでも来たことがありますが、東京スカイツリーや東京タワーが綺麗に見える素敵なスペースです。
東京スカイツリー
懇親会
記念品。ECサミットサクマドロップ。