![真上から/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_06.jpg)
こんにちは、田口です。
最近、動画の編集をしているとやけにモッサリするというか、作業途中のプレビュー再生でさえ満足にできないことが多くなってきました。
特に手の込んだ編集はしてないのですが、パソコンのスペックを考えるとそもそも無理があったのかもしれません。
今後も動画制作は続けていくので、いっそのことパソコンを買い換えようかとも考えたのですが、今使っているパソコンは5年前に初めて自作した思い入れのあるもの。
まだまだ愛着もあるので、これをテコ入れしてもうちょっと頑張ってみることにしました。
グラフィックボードを交換!
今回見直したのは映像の処理を担う「グラフィックボード(通称:グラボ)」。
このパソコンを作った時は、ゲームはもちろん、動画編集をするなんてことは1ミリも考えていなかったので、とにかくPhotoshopとIllustratorが快適に使えるよう、グラボも「Quadro 600」というマニアックなものを採用してました。
これでも動画は作れなくはないのですが、クアドロの性能上、映像制作には向いていないため、動画の編集時に映像がカクついたり固まったりしていたようです。
![パッケージ表/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_00.jpg)
そこで交換用として選んだのが、謎のサングラス男がトレードマークの
『玄人志向(くろうとしこう) GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT』
![パッケージ裏/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_01.jpg)
2万円台で買えるグラボとしてはそこそこの性能で、僕の使用用途であれば必要十分ではないかと思います。
![モニタ端子/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_02.jpg)
モニタ端子は、DVIが1つ、HDMIが1つ、DisplayPortが3つ。
![黒い中箱/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_03.jpg)
箱を開けると、今度は黒い中箱が入っていました。
![箱を開けたところ/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_04.jpg)
そして中箱を開けたところ。黒のせいかどことなく高級感が溢れます。
![付属品・セット内容・ドライバーCD/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_05.jpg)
こちらがセット内容。グラボ本体の他、ドライバCDとユーザーマニュアル、DVI→D-SUB変換アダプタ、4pin(x2)→6pin電源変換ケーブルの付属品が入っていました。
![横から(PCI Express 3.0 x16)/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_07.jpg)
マザーボードにつなぐ対応バスはPCI-Express 3.0 X16。
![横から(ヒートパイプ側)/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_08.jpg)
反対側には冷却用のヒートパイプが3本見えます。
![モニタ端子(DVIx1・HDMIx1・DisplayPortx3)/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_09.jpg)
モニタ端子側。ここからも空気を取り込めるように?5つの穴が空いています。
![玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_10.jpg)
反対側。
![GPUの基盤/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_11.jpg)
基盤が複雑であればあるほど何故かパワーアップできそうな気がしてきます。
![ヒートパイプと6ピンの補助電源コネクター/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_12.jpg)
ちなみに、ヒートパイプ側の一番右端にある黒いのが、6ピンの補助電源コネクターです。
さっそく設置してみましょう。
![PCケースを開けたところ/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_13.jpg)
まずはパソコンケースを開けます。ときどき掃除もするのですがホコリはどうしても溜まりますね^^;配線はキレイとは言えませんが、あまり気にしてません。
![ELSA NVIDIA Quadro 600 [PCIExp 1GB]/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_14.jpg)
こちらが今まで使っていたQuadro600。
![Quadro600との比較/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_15.jpg)
こうして比べてみるとクアドロが可愛く見えますね。今回は交換となりましたが、もし動画をやらないのであれば、フォトショップもイラストレーターも快適にサクサク動くのでおすすめです。
![グラボに装着したところ/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_16.jpg)
新しいグラボを装着。一気に存在感が出ました。
電源ケーブルも忘れずに接続します。
![PCケース裏面のモニタ端子/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_17.jpg)
PCケースの裏面。クアドロは1スロットでしたが、GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORTは2スロットを占有します。ちょうど予備で付けていたUSB3.0の拡張パーツは使っていなかったので、これを機に外しました。
試しにベンチマークテスト!
![ファイナルファンタジーのベンチマーク結果(非常に快適)/玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT [PCIExp 4GB]](https://taguch.com/wp-content/uploads/2016/05/geforce-gtx960-e4gb_18.jpg)
ゲームはやらないのですが、グラボの性能を実感するためにベンチマークソフトでテストしてみました。(ファイナルファンタジー)
一番負荷が大きいと思われる、DirectX 11モード、最高品質、フルHD 1920x1080で、結果はスコア 7,146 でした。判定も「非常に快適」だったので、まずまずではないでしょうか。
動画編集もしてみました!
さっそく、以前はカクカクしたり固まってしまっていた動画素材を、再びプレミアプロで編集してみました。
すると編集作業はもちろん、プレビュー再生でもまったくカクつくことがなくなっています。
一番効果を実感したのは「レンダリング」と「書き出し」時間の短縮。体感的に、レンダリング時間は3倍、書き出し時間は2倍くらい早くなった気がします。
新しいグラボは大きいファンが二つ付いているので、動作音がうるさくなるかな?とも思ったのですが、今のところ非常に静かです。
つまずいたところ
グラフィックボードを交換する前に、以前の「Quadro 600」用のドライバはすべて削除していたのですが、新しいドライバを付属のCDからインストールしようとすると、エラーが出て先に進むことが出来ませんでした。
何度やってもダメだったので、NVIDIAのサイトで「GeForce Experience」をダウンロードし、このソフトを経由してドライバをインストールしたところ、あっさりうまくいきました。
参考までに パソコンのスペック
【OS】Windows 7 home 64bit
【CPU】Intel Core i7 2600
【メモリ】4GBx4 計16GB
【GPU】玄人志向 GF-GTX960-E4GB/OC2/SHORT(今回導入)
【電源】GIGABYTE PoweRock 500W GE-N500A-C2
今回はグラフィックボードの交換だけで快適な動画制作環境を実現できました。
このパソコンともまだまだ長く付き合えそうです!



