こんにちは、田口です。
もう十年以上になりますが、僕が一人暮らしの時から使っている炊飯器が、とうとう限界にきています。
いや、正確に言うと、限界が来てから1年以上が経過しました。
なんとか騙し騙しで使っていたのですが、もはやどんなに頑張ってもお米が茶色くなってしまう始末で、毎日炊きたてからテンションが下がります…
こちらが長年使用してきた炊飯器「ナショナル SR-CJ05」。
底のヒーター部分が焦げ付いています。
使い古した内釜は傷だらけ。塗装もあちこち剥がれていますね。
コーティングもボロボロに剥がれてしまっています。
これでもご飯が炊けないわけではないので、新しく買い換えるのも勿体無いなーと使い続けてきたのですが、やはり毎日美味しいご飯を食べられたほうが幸せだろうと考え、ついに炊飯器の買い替えを決意しました!
検討の結果、選んだのは「日立 RZ-WW3000M」
全メーカーのカタログを取り寄せて検討しましたが、結局、何を選べばいいのか僕には全然わかりませんでした^^;
そこで最終的には、現時点で最新のもの、メンテナンスのしやすさ、内釜の保証年数、見た目の好みで、日立の「打込鉄釜 ふっくら御膳 RZ-WW3000M」に決めました。
今までは3合炊きでしたが、一気に炊いて冷凍しておくことが多かったので、これを機に5.5合炊きにアップ。炊飯器の存在感が一気に高まりました。
電源ケーブルは巻取り式。持ち運ぶ機会があるときは便利かも。
操作ボタンが上蓋に付いているので、立ったままでも操作がしやすいです。液晶パネルが大きくて見やすいのもいいですね。
上蓋を開けたところ。
白米用と無洗米用の計量カップがそれぞれ1つ、炊飯器に取り付けるしゃもじホルダーとしゃもじが付属していました。
どどーんと重厚感のある内釜。この見た目がかっこ良かったのも決め手の一つです。ずっしりとしてますが、アルミ合金を採用しており、5.5合の内釜の中では軽量だそうです。(約720g)
コースに応じて細かく水位線が設定されています。「かため」「やわらかめ」の基準線があるのも嬉しいですね。内釜のカーボンフッ素は6年間の保証が付いています。
底面には放射状に薄っすらと線が入っています。
新旧で内釜の比較。可哀想になるくらい、使い込まれてきたのが分かりますね。
RZ-WW3000Mは、内蓋の取り外しが簡単にできるようになっているので、使い終わったあとの洗浄も楽チンです。写真の赤丸二つは取り外しボタンで、上のボタンを押すと、3つのパーツが重なった状態で丸ごと外すことができます。
各パーツが分かりやすいよう、順番に取り外してみます。
まずは先程の赤丸部分でいう下のボタンから。
蒸気口が見えました。ここは蒸気の水分をためておくところみたいです。
続いて上のボタンを押します。
蒸気キャップは、裏側にボタンがついています。
カチッと外せば、洗浄パーツすべての分解が完了です。組立ても同じ要領でスムーズにできました。
実際にご飯を炊いてみました。
どんなに高機能でも、炊きあがりが美味しくなければ意味がありません。
さっそくいつものお米をつかって、一番標準のメニューで炊いてみました。
え、めっちゃうまい!
正直、口コミを見てたら「あまり変わらなかった」とか、「結局は米が大事」などの意見もあったので、あまり炊飯器に期待し過ぎないようにしてましたが、個人的にはびっくりするくらい、お米が美味しくなってました!
まあ冷静に考えると、10年も前に数千円で買った炊飯器と、最新技術を集結した数万円の炊飯器が同じ味であっていいわけないんですよね。
一週間つかってみた感想
炊きたてはもちろんのこと、冷めても、冷凍しても、お弁当にしても、今までとは段違いにご飯が美味しくなりました!文字通り、毎日幸せを噛みしめています!
普段買っているのは、近くの激安スーパーで売られている 5kg 1,000円 の激安米ですが、炊飯器を変えてからは、まったく別のお米に変わったように感じで、晩ご飯では必ず2杯食べるようになりました。
もしこれで良いお米を炊いたら、どうなってしまうんでしょうかね。
今年も「ふるさと納税」では千葉県睦沢町に寄付をしているので、お礼の新米が届く今年の秋が、ますます楽しみになってきました。
毎日使うものにはお金を掛けるべき
最初は米を炊くだけの炊飯器にお金を掛けるのは勿体無いと思っていましたが、今ではもっと早く購入しておけば良かったとさえ思っています。
ご飯はほぼ毎日、朝、昼、晩と食べるものなので、ここが変わるだけで生活全体が豊かになります。初期投資は掛かりますが、毎日使うことを考えたら掛けるべきところなのかもしれません。
枕と同じで、毎日使うものには妥協しないほうがいいですね!