自転車を借りて、さっそく楽しいサイクリングに出発!…の前に、ハワイの交通ルールや防犯対策など、予め注意事項を確認しておきましょう。
歩道を走ってはいけません!
日本と違い、基本的に自転車は歩道を走ることが出来ません。
厳密に言えば、日本も「安全のためやむを得ない場合」を除き歩道を走ってはいけないのですが、特に理由なく走っていても誰かに怒られることはないですよね。
しかしハワイの場合は厳しく、警察官に見つかったら呼び止められ、旅行者であっても罰金になることがあるようです。
特にワイキキとダウンタウンのエリアは厳しいので、そういったところでは車道に設けられた自転車専用レーンを走るようにしましょう。
※観光客か現地の方なのか分かりませんが、ワイキキでも自転車で歩道を走行していたり、車道を逆走している人がいました。(危険ですので絶対にやめましょう)
自転車の盗難に気をつけて!
アロハ~な響きで平和そうなハワイですが、実は盗難事件が多いそうです。
街の至る所に、写真のような自転車の形をした駐輪ラックがありますが、時にはここに括りつけていても、サドルやタイヤを盗まれてしまうこともあるのだとか。
そのため自転車を借りるときには必ず頑丈なロックを渡されます。
僕の時は自転車を2台借りたので、ひとつはダイヤル式、もうひとつはカギ式というように2種類を渡されました。どちらも日本では原付きバイクに使うようなしっかりしたものです。
▲こうゆうタイプの駐輪ラックもあります。
自転車が2台の時は車体をくっつけるようにして、2つの自転車をまとめてロックすると効果的です。写真はパイプと自転車を固定した他に、2台の前輪をくっつけてロックしています。
レンタル自転車でも盗難されることはありますし、万が一盗難にあった場合には追加料金を請求されることもあるので、少しの時間だからと油断しないように気をつけましょう。
実際に乗ってみて感じたこと
ハワイに行く前、レンタサイクルについて調べていましたが、『自転車をレンタルして楽しもう!』という意見もあれば、『ハワイで自転車なんて危険だ!』という意見もあり、本当のところはどうなのかが分かりませんでした。
今回借りてみて感じたことは「日本で乗るのとそれほど変わらなかった」です。
車道を走るのでそれなりに危険は伴いますが、ワイキキを抜ければ車の量も減りますし、自転車レーンがあるところはスイスイ進めるので寧ろ快適です。
また、ワイキキ、ダウンタウン以外であれば、時速16km以上のスピードを出さないこと、歩行者を優先することを守れば、歩道を走ってもOKとのこと。(実際そのあたりでは走ってました)
「ここは歩道OKかな…」「この道はちょっと怖いな…」っていうときは自転車を降りて歩道を歩けばいいんです。
小さいお子さんや、そもそも自転車に乗り慣れていない人はやめておいた方がいいですが、個人的にハワイでレンタサイクルはおすすめです。
交通ルールを確認し、安全・防犯の意識をもって、充実したハワイ観光にしましょう!