
前回のホテルに続き、今度はフラマリゾートダナンの客室をご紹介。今回泊まったのは「スーペリアガーデンビュー」という、中庭が見えるタイプの部屋です。

まずは客室が続く廊下から。エレベーターは1階から4階までありますが、1階は地下のようになっているため、実質3階建てです。
僕はロビーから歩いて2分以内とわりと近い部屋だったのですが、人によっては10分近くかかるほど遠い部屋もあったそうです。
東京ドーム約7個分くらいの広い敷地なので、部屋によってはレストランに行くにもちょっとした散歩になりますね。

重厚感のある木製のドア。建付けの問題なのか、開ける時も閉める時も毎回あるところで引っかかる感じがあり、それなりの力でググッと押す必要がありました。
特に閉める時は勢い良く「バタン!」と大きな音を立ててしまうことがあるので、朝と夜は結構気を使います。ちなみに僕は実質2階の304号室でした。

そしてこちらが部屋の様子。落ち着いたブラウンのフローリングや、窓枠・扉などの至る所に木材が使われていて、どことなくロッジにいるような気分になれます。
天井の高さもポイントで、開放感があって部屋が広く感じられます。

シーリングファン。これがあるとなんだかテンションが上ります。でも朝と夜は気温が低く、ファンをつけていると寒いくらいだったので大体消してました。あと微妙にモーター音がするので、音に敏感な人は気になるかもしれません。

エアコンのコントローラー(左)と、シーリングファンのスイッチ(右)。

ミニバー。

引き出しにはお菓子(有料)

冷蔵庫の飲み物(有料)

ワインは謎の二重価格で298,000VND(約1,500円)。

ベトナムの絵画。

ウエルカムフルーツのバナナとランブータン。毎日補充されます。
交換ではなく追加されるので、食べても食べても減りません。

ベッドはダブルサイズ。一人なので贅沢に大の字で寝られるのですが、僕は真ん中だとどうも落ち着かず、結局半分のシングルサイズ分しか使いませんでした。

恒例のピローチェック!
高級ホテルによくある羽根枕ではなく、軽い綿素材の枕です。個人的に「ふかふかの枕」はあまり好きではないのですが、滞在中はとくに首が痛くなることもなくよく眠れました。
ちなみに、なぜホテルには枕が4つも用意されているのか知っていますか?
高さの好みもありますが、うつぶせで寝たり、足を上げて寝たり、抱きついたり、人によって寝る時の姿勢や落ち着くポイントは本当にバラバラです。
ホテルは世界各国からいろんな人が泊まりに(眠りに)くる場所なので、いろいろな眠り方に対応できるよう、予め枕を多く置いてくれているんですね。
4つ全部使ってもいいですし、一つしか使わず残りが邪魔であれば床に落として構いません。(朝起きたら拾いましょう)

ベッドのサイドテーブルに置いてあった、クマノミ(ニモ?)のぬいぐるみ。
これをベッドにおいておくとシーツを交換してくれるみたいなことらしいです。

初めて聞いたのですが、ホテルによっては夕方にベッドを整えてくれる「ターンダウンサービス」というものがあるらしく、その際にちょっとしたお菓子を置いてくれることもあるらしいです。これはそのチョコレート。ウエルカムフルーツと同じく毎日補充されました。

スーツケース置き場。
壁には「Furama Resort」と書かれた麦わら帽子とバッグ、そして傘が備えられていました。この帽子はベトナム伝統の「ノンラー」と呼ばれるもの。お土産としても人気がありますが、ここにあるのはビーチで遊ぶときや観光の時に借りるもので、持ち帰りはできません。

こちらが洗面所。

毎日補給される500mlのミネラルウォーター。外で買っても1リットルで50円くらいと安いんですが、早朝から出掛けるときはこれが地味に助かります。

綺麗に並べられたアメニティ。
シャンプーやボディーソープはあまり使い心地が良くなかったので(髪の毛がキシキシする感じ)、デリケートな方は持参したほうがいいです。あと液体のハンドソープはありましたが、固形の石鹸はありませんでした。お土産が減って残念。

ウォシュレットは付いていませんでした。

実はこの洗面所とベッドルームは繋がってます。
あまりメリットは感じませんが、二人なら会話もできますね。

部屋からバルコニーへ通じる大きな扉は、内扉 ⇒ 網戸 ⇒ 外扉 という3重構造になっています。


バルコニーの様子。ご覧のとおり結構広いです。
タバコはここで吸ってくれということでしょうか、テーブルに灰皿が用意されていました。

反対側にはデッキチェアが用意されていて、朝食後や昼寝などちょっとくつろぐときに使ってました。
隣の部屋とは簡易的な仕切りのみで繋がっています。友人同士であればオープンにして行き来できるようにもできますが、知らない人の場合はちょっとセキュリティ的に不安なとこもありますね。

バルコニーから見える中庭とプール。
個人的には海よりこっちの景色の方が好きです。
来てみてわかったこと
シャワーは真上から浴びる。水浸し&床の滑りに注意。

この部屋はバスタブが付いておらずシャワーのみ。そしてなぜかガラス扉がありません。
シャワーヘッドは二つあり、一つは可動式のよくあるシャワーヘッド、もう一つが真上から放水する固定式です。
手元のスイッチで切り替えられますが、もともとのシャワーの水量が弱いのか、可動式の方だと勢いがなく、浴びた感じがしません。一方、真上からだと少ない量でも全身にいきわたるのでこちらを常用していました。
また、全体が大理石でできているので、水浸しにすると床が滑りやすくなって少し不便でした。
部屋にデジタル時計がない?

よくホテルにはベッドサイドに照明のスイッチと目覚まし機能がついたデジタル時計がついていますが、この部屋にはありませんでした。その代わり、写真のようなとても生活感のある目覚まし時計が用意されています。
運がいいとヤモリに会える

4日目の朝、目を覚ますとヤモリが部屋の壁を移動していました。
実は僕以外にも2人、連日部屋で遭遇していたそうなので、結構な確率で現れるようです。見た目はアレですが、家の害虫を駆除してくれるいい子なので、あわてずにうまく共存していきましょう。
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