こんにちは、田口です。
今年も社員研修で海外に行かせていただきました!
今回の行き先は・・・香港(ホンコン)
日本から近いこともあって、海外旅行や社員旅行の定番ともいわれていますね。
僕はこれまでに行ったことがなく、香港といえば「密集した建物」と「買い物・グルメ」の街といったイメージがありました。
しかし、実際に訪れてみると山や海といった自然を楽しめる場所もたくさんあるなど、3泊4日ではとても足りないくらい魅力たっぷりの国でしたね。
今回も事前にいろいろと情報を集めましたので、これから香港に行くという方のためにも、調べたこと、行ってみてわかったことを、まとめてお伝えしたいと思います!
まず香港ってどこにあるの?中国なの?
名前はよく聞くものの、人に尋ねられると場所がわからない香港。正解は中国大陸の南端、台湾の左隣に位置してます。経度でいうと沖縄の石垣島よりちょっと下くらいなんですね。
香港政府観光局 公式サイト
http://www.discoverhongkong.com/jp/index.jsp
香港の正式名は「中華人民共和国香港特別行政区」といい、中国と同じ国であることがわかります。
しかし、中国の一部でありながらも香港独自の自治が認められていて、通貨や公用語、法律などが異なり、中国人であっても認可がないと簡単に往来することはできないそうです。このことから香港に住んでいる人は中国とは別の国という認識でいるのだとか。
人口はおおよそ730万人。香港の面積は東京23区の約2倍ほどありますが、そのほとんどが山林などの人の居住に適さない土地のため、街に人が集中して、世界有数の人口密集地域になっています。
日本から飛行機で約4時間。時差は-1時間。
日本各地の国際空港から直行便が運行しており、香港国際空港へは約4時間~4時間半ほどで到着します。
香港の時差は、日本時間のマイナス1時間。日本が朝7時であれば、香港は朝6時ということになります。
なので時差ボケの心配はなく、もしパッケージツアーで朝早くの出発だったとしても、そんなに辛くはないですね。
香港の気候と服装
沖縄よりも南に位置する香港。
なので一年を通してあたたかいと聞いていたのですが、今回訪れた2月下旬はとても肌寒く、地元の人でもダウンジャケットを着ている姿を多く目にしました。
滞在中はほとんど曇りで、ときどき雨がぱらついたり晴れ間が見えたりする感じで、天気があまりよくなかったのも関係していると思います。
参考までに、香港滞在中の気温がこちら。※()は日本の気温
1日目 最高17℃/最低13℃(最高8℃/最低2℃)
2日目 最高21℃/最低16℃(最高14℃/最低1℃)
3日目 最高23℃/最低18℃(最高9℃/最低3℃)
4日目 最高19℃/最低17℃(最高11℃/最低4℃)
同じ時期の日本と比較するとかなり暖かそうですが、体感ではそれほど変わらず、朝と晩はとくに寒かったです。
南国で過ごすイメージだったので、半袖Tシャツを数枚と丈の短いズボンを用意してましたが、結局は日本で穿いていた「暖パン」が活躍し、フリースとナイロン製のウインドブレーカーを着たり脱いだりしながら調節してました。(夜はダウンもプラス)
3日目は日中だけ天気が良く、気温も高かったのでTシャツでも大丈夫でしたが、曇ったり夜になるとやっぱり冷えるので、薄手のジャケットかカーディガンは必須でした。また、レストランやショッピングモール、バス・タクシーなどでは冷房が強く効いていますので、これから香港に行く人でクーラーが苦手な人は必ず羽織れるものを持参してください。
「乾季」と「雨季」がある
香港は9月~5月までが乾期で、6月~8月までが雨期だそうです。
日本と比べると気温は通年高いのですが、湿度も高いのが香港の特徴。
なので公共施設や交通機関は、湿度を下げるために冷房をつけています。
渡航するのにビザは必要?
香港の場合、旅行目的であれば最大で90日までビザなしで滞在することができます。ビザが必要になるのは、ビジネス目的や、90日以上滞在する場合。
一般的な香港旅行は3泊~4泊だと思いますので、ほとんどの人は必要ありませんね。
ただし、入国の際にパスポートの有効期限が「滞在日数+1ヵ月」以上あることが前提となります。
僕はパスポートの期限が5月までだったので、2月の旅行ではまだ更新しなくても大丈夫でした。
香港の言語は? あいさつは何ていうの?
香港の公用語は、広東語(かんとんご)と英語。
広東語というのは中国語のひとつで、中国では地域によって他にも北京語・上海語といった種類があります。日本でいうところの方言みたいなものですね。
中国語の「こんにちは」といえば「您好(ニイハオ)」ですが、広東語での挨拶は「你好(ネイホウ)」といいます。
社内に中国人のスタッフがいるので、みんなで食事をするためのレストラン予約を電話でしてもらったところ、こちらの言っていることは相手に通じましたが、相手の広東語がよく分からず、思いのほか苦戦していました。
同じ中国語ではありますが、それほど違うみたいですね。
香港で日本語は通じるのか?
観光産業が盛んな香港は、日本から近いこともあって日本人観光客もよく訪れます。そのため、大きいホテルやレストラン、有名な観光地では、日本語でお願いしても通じることがしばしばありました。
ただ、ローカルな移動手段やお店を利用するときは英語も通じないことがあるので、いざというときのために旅の指さし会話帳などの会話本を用意しておくと安心です。
僕はオフラインでも使える翻訳機 ili(イリー)を持参!
今回は1月に届いたばかりの翻訳機「ili(イリー)」も持っていきました。香港なら英語と中国語どちらでも使えますからね。
香港の治安
他の国に比べて香港は安全といわれていますが、観光客を狙った置き引き・スリなどの犯罪もあるようなので油断は禁物です。
また、具体的に何かをされたわけではありませんが、夜にバックパッカー御用達の「重慶大厦(チョンキンマンション)」へ行くと、もの凄い勢いの客引きに、もの凄い人数で囲まれますので覚悟してください。
香港の通貨・両替について
香港の通貨はHKD(香港ドル)です。
2018年2月の旅行中のレートは、1香港ドル = 約14.5円でした。
※参考
50HK$ = 約725円
100HK$ = 約1,450円
500HK$ = 約7,250円
あらかじめ日本で両替していくとレートが割高になるので、香港に着いてから両替する方がいいですね。
おすすめの両替所は、さきほど治安のところでも紹介した尖沙咀エリアにある「重慶大厦」。
両替所が10箇所くらいありますが、入り口付近の両替所はレートが高いので、必ず複数のお店を見て回ってから一番いいところで両替してください。
ちなみに僕が行ったときで一番レートのいい日は、1万円で729HKDでした。
重慶大厦は昼間でも独特の雰囲気を醸し出していますが、先述のとおり夜はさらに刺激的になりますので、両替はなるべく日中に済ませることをおすすめします。
チップの文化がある
香港はイギリス統治時代の名残でチップを渡す慣習があります。
ローカルな飲食店では必要ありませんが、高級レストランやホテル・タクシーではチップを渡す場合もあります。レシートに「サービス料」として10%くらい含まれている場合は別途チップは必要ありませんが、そのときも端数の小銭を心付けとして渡すとよりスマートなようです。
【電圧・電源】普通に充電はできる?
香港の電圧は220V(50Hz)。
日本の家電は200V仕様なので、そのままでは使えず変圧器を通す必要があります。
コンセントの形状は数種類あるそうですが、僕が止まったインターコンチネンタルホテルはピンが3本のBFタイプでした。(上の写真)
僕はカメラのバッテリーやスマホの充電で沢山コンセントを使いますが、毎度おなじみのアイテムがあるので、充電問題は安心です!
水道水は飲める?
結論から言うと、水道水は飲まないほうが良いです。
香港の水は世界保健機構の水質基準を満たしてはいますが、硬水なので飲料には向いてません。
僕は毎日補充されるホテルのミネラルウォーターで足りましたが、コンビニやスーパーでも手軽に買うことが出来ますのでそちらをおすすめします。
長くなりましたが、以上が調べた香港の基本情報と、行ってみてわかったことでした。
他にも写真や動画を撮っていますので、香港の旅行記については、これから徐々にアップしていきます!