こんにちは、田口です。
みなさんはサコッシュというものをご存知でしょうか?
ひとことで言うと、シンプルなミニバッグといった感じで、普通のショルダーバッグやポーチに比べると、とても簡素な作りになっています。
もともとは自転車のロードレース中、選手にドリンクを渡すものとして使われていたそうですが、軽くて丈夫であることから、登山やキャンプといったアウトドアでも利用されるようになりました。
そんなサコッシュですが、僕は以前から気になってはいたものの、「でも、リュックがあれば十分だしな・・・」となかなか踏み切れずに購入を迷っていました。
しかし最近、久しぶりに旅行に行くことになり、ちょうどいい機会だしここで!と思い切って導入したところ、期待以上に便利だったので今回ご紹介したいと思います。
購入したのはワイルドシングスのサコッシュ
あれこれ悩んだあげく、僕が選んだのはワイルドシングス(WILD THINGS)というブランドのサコッシュ。
公式サイト https://www.wildthings.jp/
こちらは2017年の春夏モデル(WT-380-0072)で、表にベルクロテープ付きのメッシュポケットが2つ、裏にオープンポケットが1つあるタイプです。
カラーは全部で8色ありましたが、僕はベージュを購入。カラフルな「マルチ」と迷いましたが、最終的には普段着に合わせやすいベージュを選びました。
サコッシュ本体の大きさは、よこ26cm、たて21cmほど。手元の量りで重さを調べると102gでした。とても軽いですね。
裏側。サコッシュは身体にピタッとくっつけて使うため、ここでは紐を短く調整していますが、長く伸ばして普通のポーチのようにすることもできます。
こちらのポケットは留めが無いオープンタイプなので、入場チケットやパンフレットを入れておくのに重宝しました。
サコッシュの生地には「X-PAC」というナイロン素材が使われています。アウトドア用のリュックやテント、ヨットの帆にも採用されている素材で、軽量でありながら耐久性と耐水性に優れている特徴があります。雨の日でも安心&汚れてもサッと拭けば綺麗におちるのが嬉しいです。
表にはキーリングも付いていて、僕はレンタカーの鍵をここに掛けていました。写真ではわかりやすいようにキーリングを外に出していますが、普段はメッシュポケットの内側にありますので、鍵を付けてもジャラジャラ鳴るのを防げます。
ちなみに、冒頭の写真でフリスクが入っている狭い方のメッシュポケットには、1、2cmほど上からはみ出る感じにはなりますが、スマホがちょうど収まりました。
安心の防水ジップ仕様。僕はコンパクトカメラをサコッシュに入れて持ち歩きたかったので、この防水性の高さが決め手でした。「X-PAC生地」と「防水ジップ」の二段構えであれば、水没さえしなければまず問題無いかと。
メインの収納スペースは、とくに仕切りもなく、シンプルな構造。マチは付いていないので厚みのあるものやあまり多くの物を入れることはできませんが、サコッシュとしては必要十分な容量です。
僕の財布は20cmくらいの長財布ですが、あと2、3cmくらいの余裕を残してすっぽり収まりました。
「携帯したいもの」と「それ以外」を手軽に分けられる
1~2泊程度の短い旅行であれば、替えの衣類をいれても荷物はそれほど多くなりませんよね。とくに男性の場合はリュック一つでまとめられることも多く、僕も旅行のときはできるだけ荷物を減らして身軽にしています。
しかしその反面、リュック一つ「しか」ないので、ちょっと車を離れる時や食事をする際にも、すべての荷物を持ち歩くことになります。
サコッシュがあると、常に持ち歩きたい財布やカメラなどの貴重品と、持ち歩く必要がない衣類を分けておけるので、今回の旅行は何か行動する度にとても気楽に感じました。
旅行中にサコッシュが活躍したシーン
- サービスエリアや道の駅など移動途中での休憩時
- ホテルや旅館での朝食・夕食時(部屋食ではない場合)
- 宿泊先や温泉施設の大浴場を利用する時
僕はサコッシュの中に、財布・カメラ・スマホ・ハンカチを入れているのですが、ドライブ途中の休憩でトイレだけ済まそうと思っていたら、展望台を発見して急遽カメラで景色を撮影したくなったり、小腹が空いている時にちょうどいい地元の名物が屋台で売られていたりといった、予定外のことで役に立つことが多々ありました。いつもだと、ハンカチとスマホくらいしか持ち歩きませんからね。
最後に
普通のショルダーバッグやポーチと違うところは、やはりスポーツ・アウトドアで培った軽さ・防水・耐久性にあると思います。山登りから近所への買いものまでシーンを選ばずに使えるところもいいですね。
また、「バッグ」に主眼を置くよりも、気軽にポケットの中身を0にできる快適さを味わうのがサコッシュの魅力かなと個人的には思いました。
畳んでしまっておくこともできますし、まだサコッシュを持っていないという方は、ひとつ持っておくと便利ですよ!