日本一を決める、本気のまくら投げ!
今年で第7回となった「全日本まくら投げ大会 in 伊東温泉」に参加してきました!
「まくら投げ大会」とは
まずは、知らない方のために簡単に説明。
「まくら投げ大会」とは、修学旅行で楽しんだ「枕投げ」をスポーツ競技化した、静岡県・伊東温泉の人気イベント。
1チーム8人制。計10個の枕をドッジボールのようにぶつけ合い、当てられた選手は退場、どちらが先に相手の大将に当てるかで勝敗を争うゲームです。
7年前、「伊東市へ若者を誘客したい」という目的で始まったこのイベントは、回を重ねるごとにスケールアップしていき、2019年は過去最多となる61チーム、500人を超える選手が集結しました。
「まくら投げ大会」に参加した理由
実はこの大会で使われている公式球(枕)は、うちの会社が開発したもので、第2回大会のときからまくら投げ大会に協賛していたりします。
そんなこともあり主催の伊東観光協会さんとは懇意にさせていただいているのですが、肝心のまくら投げ大会にはなかなか参加できるタイミングがなく、2年前に初参加して以来、今回やっと2度目の参加が実現しました。
僕は前回参加できなかったので、今回が初参戦。何事もチャレンジしてみたい気質なので、ようやく試合を体験できるとワクワクです。
全日本まくら投げ大会の試合会場
試合会場の伊東市民体育センター。まくら投げ大会は、2月23日の予選リーグ、24日の決勝リーグといったかたちで二日間に渡ってこの場所で開催されます。
会場の入り口では参加者が挑戦できる、ミニ枕を使ったストラックアウトも。景品としてイラストが載った枕がもらえます。
会場付近で唯一出店していた「伊東温泉焼そば」の屋台。田中屋製麺所という伊東市で有名な焼きそば屋さんだそうです。
こちらは参加チームの控室となっている、隣の小学校の体育館。持参した「マイまくら投げ枕」で、さっそく朝から練習しているチームもたくさんいました。
開会式
午前10時より開会式がスタート。北は北海道、南は鹿児島からと、全国からピローファイターが集結しています。回を追うごとに盛り上がりをみせる枕投げ大会には、テレビ局や新聞社などメディアも毎年取材にきています。
厳格な公式ルール。競技ならではの奥深さ
競技としての「まくら投げ」は、
- 大将・・・1名
- リベロ・・・1名
- アタッカー・・・3名
- サポーター・・・3名
という4つのポジションに分かれており、それぞれの役割を活かしながら戦術と連携を駆使して戦います。
人にまくら投げを説明するときに、よくイメージしやすいドッジボールに例えるのですが、実際にはドッジボールよりもルールが細かくて複雑です。
一度に飛び交う枕は10個。基本的に回避は避けるのみで、キャッチすることができない。大将が当たったら即終了。畳から出たら即失格。攻撃が少ない・消極的だとイエローカード、などなど。「まくら投げ」という和やかな響きとは裏腹に厳しいルールが盛りだくさん。そのため、審判も5人体制で目を光らせています。
詳しくは伊東市観光課が制作した、まくら投げの公式ルール説明動画をご参考ください。
予選は3試合の総当たり戦
僕たちのブロックは、千葉、東京、神奈川、愛知からの参加でした。最初の試合まで時間があったので、昨年の優勝チームを始め、他のチームの試合をみながらイメージトレーニング。さすが毎年参加しているチームはしっかり戦略があり、動きも機敏です。
そしていよいよ、試合開始。
初戦は、「攻撃は最大の防御、ガンガンいこうぜ!」とばかりに前に出ていったら一瞬で当てられて終了となりました。
2戦目からは「命を大事に」という姿勢で挑んだためそれなりに健闘はしましたが、持久力が足りず、試合途中で体力が尽きてしまいました。
結果は惨敗
チームとしては2度目の出場でしたが、結果は見事な3連敗・・・。やはり普段から練習しているところに勝てるわけありませんね。
あと、年齢や運動不足もありますが、思ってた以上にハードでキツかったです。
試合時間が2分なので、そのくらいは体力が続くだろうと高を括ってましたが、1セット目が終わったあとすぐに2セット目に入るので、最低4分、最大で6分間ずっと全力坂やってる感覚でした。
きっと上手い人はどこかで力を抜いてるんでしょうけど、初心者はずっと緊張状態で気を張ってますからね。僕は周りの状況を判断する余裕が一切なかったです^^;
でも、やってみると勝ちたくなるもので、今はまた来年参加したい!と強く思ってます。
一年間練習を積んで、優勝とはいいませんが、せめて決勝リーグ進出まではいきたいですね。