ハワイは島全体がパワースポットといわれていますが、オアフ島の中でもエネルギーが一番強いといわれているのがここ「クカニロコ・バース・ストーン」です。
かつてはハワイ王族の生誕地で、一般人は立ち入ることすら許されなかった神聖な場所。今はテレビ番組でも紹介されたり、観光客も入れるようになっています。
ハワイの聖地・パワースポットでのルール
何事にもその土地土地の伝統的な文化・風習がありますので、ハワイの神聖な場所を訪れるときは、正式なルール・参拝方法を学んでから訪れるようにしましょう。
以下のサイトを参考にさせてもらいました。
参拝のルールは次のとおりです。
1. 一度入り口で立ち止まる。
2. 自分の名前と、どこから来たか、親や先祖の名前を述べる。
3. その聖地へ来た目的を述べる。
4. 入っても良いか許可を求める。
また、安産や子宝の祈願にと岩を触る人が多いようですが、ここはあくまでハワイの人々のための聖地であるため、観光客は岩に触れてはいけないそうです。
赤土の着色に注意!
入り口からしばらく続く赤土の道。この赤土は染料にも使われるくらい強力な着色力なので、なるべく汚れても気にならない靴できた方がいいです。
両サイドに生えている僅かな芝生の部分を歩くという裏技もありますが、傍から見てると滑稽なのでおすすめできません。
また、ツアーによっては買い物袋のようなビニール袋を支給して、靴の上から履いて歩くということもあります。この日も、あるグループがそんな感じでしたが、歩く度にカサカサいって気になるのと、風呂掃除してるみたいでかなり滑稽でしたね。
そこだけが別世界のよう
しばらくすると一部だけ集中して木が生えている場所が見えてきました。
その中心には王族女性が出産したという岩「バースストーン」があります。
高い木が取り囲んで岩を守っているようですね。
手前に整列された岩がありますが、こちらには出産時の立会人が座っていたそうです。
お産の苦しみをやわらげるマナ(霊力)が宿っている
他のツアーガイドさんの話をこっそり聞いたところによると、こちらがその分娩台になったと云われている岩のようです。多くの人がこの岩と一緒に記念撮影していました。また、近くには生まれた赤ちゃんを寝かせるための岩もありました。
それにしても不思議な空間。ここにいると心なしか暑さも和らぐ気がします。
駐車スペースは車6台が限界かも
写真で見ても分かる通り、車を駐車できるスペースは限られています。ツアーのバンは大きいので、止め方や台数によっては5台でもいっぱいになるかもしれません。入り口が若干坂になっているので、出入りするときはアクセルの踏み込みに注意してください。
来てみてわかったこと
・マナーを知らない人もいる
大半はガイド付きのツアー客なので、見学するときの注意事項やここがどのような場所なのか事前に説明を受けていますが、中には単純に「パワースポット」として気軽に訪れる観光客もいるみたいです。(それ自体は悪くありませんが)
僕が行った時も、日本人の若いお母さんが子供を石の上に登らせて「◯◯ちゃん、そこでポーズとって~」と写真をパチパチ撮っていました。それに気付いた他のグループのガイドさんが注意していましたが、本人はなんで怒られたのか腑に落ちない様子。。。
郷に入れば郷に従え。ハワイの文化や習慣に敬意を払って観光をしましょう。
・車がいっぱいでもしばらく待っていれば空く
大体15~20分で次に移動するので、もし駐車できるスペースがなくても近くで待機していればOKです。入り口がちょうど交差点のところにあるので、待機するならじゃまにならないすこし離れた場所がいいですね。
動画もどうぞ
初めてのハワイドライブ!この木なんの木&クカニロコ・バースストーン
▼クカニロコ・バース・ストーン(Kukaniloko Birth Stones)はここにあります