パソコン操作を自動化して仕事効率化する「RPA」はじめました

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RPAのイメージ
ここ数年、中小企業での活用が目立つようになり、導入が広がってきているRPAアールピーエー。僕は最近その存在を知りましたが、今ではRPAの可能性に魅了されて、どんどんのめり込んでいます。

まだ人に語れるほどは使い込んでいませんが、今回はこんなものが世の中にあってめちゃくちゃ便利ですよ、というお話です。

RPAは「非プログラマーの救世主」

RPAとは、Robotic Process Automationロボティック・プロセス・オートメーションの略語で、パソコン操作のルーチン業務を自動化してくれるツールです。データの集計や報告メールの送信など、手順・ルールが決まっている人の思考判断を必要としないワークフローをロボットが代わりに行ってくれます。

こういうと単純作業しかできないようにも思えますが、実際にRPAを使ってみると想像以上に柔軟でいろんなことができ、今ではなぜもっと早く導入しなかったんだろうと悔やむほどです。

最大のポイントは、プログラマーじゃなくてもロボットを動かせること。

ツールによっては設定操作が非常にシンプルで、子供でも直感的に操作してプログラムを実行することができます。なので、社内にプログラマーがいない、いても超ニッチな開発にリソースなんて割けない、といった場合でも、普段その作業をやっている現場の人が自分で自動化プログラムを作ることができるんです。

クリエイティブな業種でも活用場面はある

RPAがよく活きるのはルーチン業務なので、会社でいうと経理・人事・総務といった部署は間違いなく大活躍ですが、例えばころころ変動する株価・天気・新商品情報などをWEB上から取得してサイトにアップしたり、ニュースサイトの記事を集計してマーケティングに活用したりなどアイデア次第でいろいろできるので、クリエイティブな業種であっても意外と活用の場面はあります。

僕はWEBサイトをたくさん運営しているのですが、全サイトの定期バックアップを自動化したり、検索順位のチェックを自動化したりしてます。いつも行っている仕事のうち何%かを自動化するだけでも、その空いた時間でもっと思考することができるので、だいぶ助かってますね。

無料版・有料版 RPAツールの種類について

これからどんどん増えてくると思いますが、無料版・有料版をあわせると、現時点でも30種類くらいのRPAツールが出ています。

やはり操作性やサポートの面では有料版がいいのですが、月額で数万円~数十万円までと幅広く、個人で導入するにはややハードルが高いです。

そこで無料版から試してみたいと考えるのですが、日本語に対応しているツールが少なく、また操作性もやや専門的で、ある程度自分で調べながら乗り越えられる人でないと難しいかもしれません。

僕が使っているのは、UiPathユーアイパスという無料版と、アシロボという有料版のツール。

UiPathは無料版の中でも利用者が多く、たくさんの参考例をネット上でも見られるのと、日本法人ができたおかげで最近日本語対応にもなって、比較的使いやすいかなと思います。個人ユーザーや規模の小さい企業であれば、最大5台のパソコンまで無料で利用ができて、標準機能だけでも十分すぎるくらいの種類があります。
ロボティック・プロセス・オートメーション - UiPath × AI | UiPath
UiPath(ユーアイパス)はRPA(ロボティックプロセスオートメーション)業界のリーディングカンパニーです。企業の「働き方改革」を全力でサポートし、日本の新しい働き方を世界へ展開しましょう。RPAの事例やセミナーのご紹介も随時行います。
アシロボは月額5万円(税別)で、最大2台のパソコンまで利用ができます。グループ会社と1台ずつで使ってるので、実質コストは2.5万円ですね。仕事で使っているので個人的な負担はありません。こちらは操作が非常にシンプルで、日本製なのもあり非常に使いやすいです。また有料だけあってサポートも手厚く、レベルに応じた無料の勉強会も定期的に開いてくれます。
中小企業向けRPAアシロボ
中小企業向けRPAツール「アシロボ(assirobo)」RPAとは、導入後効果、無料体験版、価格、資料請求、会社概要など、あらゆるアシロボ情報を掲載しております。

UiPathのメリット・デメリット

メリット

  • 無料で使える(個人ユーザーには嬉しい)
  • 無料なのに機能が豊富
  • ユーザーが多くWEB上に参考例がある
  • 日本語にも対応(2018年から)
  • 多くはないが書籍(参考書)もある

デメリット

  • ツールの管理画面が初心者にはやや使いにくい
  • 日本語対応とはいえ英語表記もチラホラある
  • プログラミングの知識が要求される場面もある
  • 自分で調べて解決できる人じゃないと続けられない

とりあえずRPAを体験してみたい人や、企業でもいきなり未知なものに予算は降りずらいので、現場の人がまずは無料版で業務効率化できることを証明してみせるのにおすすめです。

アシロボのメリット・デメリット

メリット

  • 管理画面がシンプルで初心者でも使いやすい
  • 純日本製なので各メニュー迷わず操作できる
  • 質問への解答や勉強会などのサポートが手厚い
  • プログラミングの知識がゼロでもそれなりに作れる

デメリット

  • 月額制(有料版の中では安い方)
  • UiPathと比べて機能は少ない
  • 参考例がWEB上にほぼ無い
  • 1アカウントで2台までの制限

月額5万円は個人利用だと厳しいですが、企業であれば検討する価値は十分にあると思います。極端な話、RPA専用のパソコンを用意すれば24時間365日使い放題なので、有能なアルバイトを時給70円くらいで雇えると考えれば良い投資だと思います。

有料版はトライアルを活用して相性を見極める

せっかく便利なRPAを導入しても、使いづらければ意味がありません。よく聞くのはトップダウンで導入したけど現場の担当者はいまいち理解できてなくて、作れないから後回しになっちゃう感じです。

誰もが情熱をもって業務効率化に取り組んだりはしないので、取り敢えずRPAの効果を実感するためにも、身近なことで簡単にサクサク作れるような、相性のいいRPAツールを見つけられるかどうかが成功のポイントかなと思います。

有料版のほとんどはお試し利用ができるため、トライアル期間中に相性がいいかどうか、じっくり試してから見極めるのがおすすめですね。

最後に

プログラマーからすると、なんでそんな回りくどいことするの?○○で書けば早いし一発だよ?みたいに思われますが、RPAのメリットはあくまでもノンプログラマーでも自動化できることにあります。

ホームページはかつて一部の人にしか作れませんでしたが、WordPressが登場したことによってHTML・CSSの知識がない人でも自分でWEBサイトが作れるようになりました。

そんな風に、普通の人がロボットを操って仕事をする時代がもうすぐやって来るのだと思います。こう聞くと、なんだかワクワクしませんか?

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