2回目のセブ島旅行!調べた情報と行ってみてわかったこと【まとめ】

シャングリラ・マクタンホテルのビーチ
こんにちは、田口です。
先日、久しぶりの海外旅行に行ってきました。
行き先は、8年ぶり2度目となるフィリピン・セブ島です!

セブ島といえば、僕が人生で初めて海外旅行で行った思い出の場所。現地の食事が合わなかったら…、意思が通じなかったら…、事件に巻き込まれたら…、などなど不安だらけでしたが、いざ行ってしまえば何とかなるもんだと、日本以外の文化に触れる扉を開いてくれたところでもあります。

そんなセブ島ですが、初海外の緊張と8年も前ということもあり、今回の旅行が決まった時点ではすっかり情報・知識がリセットされておりました。

そこで、旅行の前にあらためていろいろと情報を集めましたので、これからセブに行くという方のためにも、調べたこと、行ってみてわかったことを、まとめてお伝えしたいと思います!

セブ島はどこにあるの?

セブ島の場所・地図
有名なリゾート地なので「セブ島」という名前は聞いたことがあるかもしれませんが、場所についてはピンとこない方もいると思います。僕もです。

セブ島はフィリピンにある島のひとつなのですが、上のマップで見ると分かる通りフィリピン自体が7,000以上の島からなる国なので、一度行ったことがある僕でさえ地図を見ても間違えます。

ちなみに経度でいうとベトナムのホーチミンと同じくらい南にあるんですね。

日本からは直行便の飛行機で約5時間半


今回はフィリピン航空の直行便を利用しました。セブ島への直行便は、成田・中部・関西・福岡の各国際空港から運行しており、成田発の便だと約5時間半~6時間ほどでセブ国際空港に到着します。

ちなみにLCCも就航しており、セブパシフィック航空であれば直行便で、それ以外のLCC航空会社であれば、マニラ・台湾・韓国などを経由してセブ島に行くことができます。コストを抑えるならやはりLCCですね。

日本との時差は -1時間

フィリピンとの時差は、日本時間のマイナス1時間。日本が朝7時であれば、セブは朝6時ということになります。時差ボケの心配はありませんし、現地ツアーで午前4時とか早朝の出発だったとしても、日本時間の体であれば実質5時なので、そこまで辛くはないですね。(いや、つらいか…)

セブ島の気候と服装


フィリピンの平均気温は約26℃~29℃と高めですが、12月~2月は少し気温が低くなって肌寒い日もあります。12月~5月までは乾季で雨も少なく、今回訪れた2月はセブ観光のベストシーズンでした。

8年前はボホール島にも行ったのですが、フェリーの船内が冷房でキンキンに冷えていたため、行きも帰りも具合が悪くなった苦い思い出があります。それ以来、暖かい南国に行くときでも常にポケッタブルパーカーを携帯するようになりましたが、どの国でも大活躍してくれています。ひとつ持っておくと心強いですよ。

日焼け&熱中症対策はしっかりと。油断は禁物。

日焼けの跡・腕・セブ島
いつもは日焼け止めを塗ってしっかり対策しているのですが、今回は日本で買うのを忘れてて、結局現地でも買わずに無防備に過ごしてしまいました。その結果、写真のようにくっきりと日焼け跡が・・・。腕だけじゃなく顔も足も、全身ヒリヒリして、久しぶりに「やってしまった…」という日焼け(もはや火傷)です。

日焼けの症状は、翌日や数日後に遅れてやってくるので、その日に肌が何ともなくても油断しないように。今回一緒に行った人の中には、帰国後スネのあたりに沢山の水膨れができ、腫れ上がって歩くのが大変だった人もいました。

あと、場所によっては手軽に安心して飲める水が手に入らなかったりするので、常にミネラルウォーターを携帯して、こまめに水分補給できるようにしておくといいです。

渡航するのにビザは必要?

30日以内の観光であれば、ビザは必要ありません。パスポートの残存有効期限は、滞在日数以上あればOKです。ちなみに昔(2015年7月22日より前)は、6ヵ月+滞在日数以上でしたが、緩和されました。

セブ島の言語は?

フィリピンの公用語は「タガログ語」ですが、セブ島では母語の一つである「ビサヤ語」を話す人が多いそうです。また、アメリカ統治時代の名残から、アジアの中でも「英語」を共通語としてよく使われています。

セブ島は手軽に行ける語学留学先としても有名ですよね。そのため観光客が訪れるようなところであれば大体英語が通じます。

僕は今回、マクタン島から日帰りで行ける「オランゴ島」という島に行ったのですが、そのときバイクタクシーに価格を訪ねたときに、英語以外の言語を聞きました。稀にそういうパターンもありますが、込み入った話でなければ大体なんとかなります。

あいさつは何ていうの?

英語で「ハロー!」でも十分ですが、現地の方と簡単なビサヤ語で挨拶するだけで旅行がより楽しくなるのでおすすめです。

こんにちは = マアヨン ハーポン
ありがとう = サラマッ
すみません(話しかけるとき) = タビ
これはなんですか? = ウンサ ニ
いくらですか? = ピラ ニ

ちなみに「さようなら」という意味のバイバイは、ビサヤ語でも同じ意味で「バイバイ」という発音なのでそのまま通じます。

セブ島の子供たちはとても愛嬌がよくて、歩いていると気さくに挨拶してくれました。ただし、日本人・中国人・韓国人の区別が付かないので、「ハロー!アニョー!ニーハオ!」と全部入り(笑)。発音が難しいからか「こんにちは」という子は少なかったです。

日本語は通じる?

今回はマクタン島の周辺でしか行動しなかったため、ホテル以外では日本語が通じる印象はありませんでした。怪しい(熱心な?)客引きは日本語で話しかけてきますが、大抵はどの国の観光客か調べて料金設定を変更する目的だったりします。

相手が何かを確認したがっていたり、こちらの意図を詳細に伝えたいときはGoogleの翻訳機能を使ってました。音声入力でおなじみの Google Assistant には「通訳モード」機能があり、ネット環境さえあればスムーズに相互通訳してくれて大変便利です。

セブ島の通貨・両替について


セブではフィリピンの通貨、フィリピン・ペソ(P)を使用します。
2020年2月の旅行時のレートだと、1P = 2.14円 ほどでした。10,000円の両替では、約 4,658ペソ となります。

ミネラルウォーターが20P~(約43円)、ビールが45P~(約96円)といった感じで安く、ローカルな食べ物であれば1食100円くらいでお腹いっぱいになれます。物価はおおよそ日本の3分の1くらいな感覚ですね。

その中でもタクシーなどの交通機関はとても安く、初乗りで40P~(約86円)と激安。旅行者にとってはセブ島での移動手段の要なので、非常にありがたいです。

【電圧・電源】普通に充電はできる?


写真はホテルの部屋にあったコンセント。形状は3つのタイプに対応していて、日本のも変換アダプタ無しで差し込むことができます。ただし日本は100V、セブ島は220Vと、電圧が日本とは違うため、僕は下記の変圧器を通してから充電してました。

そして充電ステーションはいつも通りです。

インターネットは?

ホテルや空港であれば無料Wi-Fiが使えますし、たまに飲食店やショッピングモールでも無料のWi-Fiスポットがあったりします。ただ、滞在中はいつでもネットが使える状態にしておいたほうが安心なので、レンタルのWi-Fiルーターか、SIMフリーであれば現地のSIMカードを購入しておくといいです。

僕はスマホがSIMフリーなので、データ通信量2GBのSIMカードを予め日本で購入しておき、セブ到着後に自分で入れ替えて開通させました。4日間の滞在なので2GBでも十分で、ネットの速度も問題なくいつも通りに使えて快適でした。

スマホがSIMフリーじゃない場合は、「イモトのWi-Fi」など海外用のレンタルWi-Fiルーターがおすすめです。


水道水は飲める?


お腹が強い現地のフィリピン人でも、自分たちが住んでいる地域ではないところの水を飲むとお腹を壊すそうで、基本的に水道水は飲めません。日本よりは全然安いので、無難にミネラルウォーターを買いましょう。

ホテルの部屋にある有料のミネラルウォーターは高い場合があるので、コンビニやスーパーで買っておくといいです。

セブ旅行中の移動手段

タクシー

タクシー
セブには電車がないため、移動手段はタクシーがメインとなります。主要道路であればそこら中を走っていて、ショッピングモールや観光地の出入り口付近では客引きが積極的に声をかけてきます。また、道路を歩いてるとドライバーが並走しながら窓やドアを開けて声をかけてきます。

日本のタクシーのように行き先だけ告げて利用すると、後から相場の2~3倍の料金を請求さる場合がありますので、乗車前に「メーター」を使ってもらうようお願いするか、「○○まで何ペソ」のようにしっかり値段交渉をする必要があります。

もし会話が不安で料金交渉が煩わしい場合は、Grab(グラブ)という配車アプリの利用がおすすめです。利用方法についてはネット上でたくさん紹介されています。ただ、アプリの設定が日本にいるうちに出来ないのが難点です。

トライシクル

トライシクル
トライシクルは、二輪バイクの横に屋根付きのサイドカーを付けた乗り物です。オートバイではなく、足漕ぎの自転車バージョンもあり、そちらは「トライシカル」というそうです。マクタン島内や、周辺の小さい島でよく見かけます。タクシーと同じで、行き先を告げてからドライバーと価格交渉をします。

ジプニー

ジプニー
ジプニーは、異国感溢れる、リーズナブルな乗り合いバスです。その見た目から一度は挑戦してみたくなりますが、乗り方、降り方、料金の支払い方法などローカルなルールがあり、言葉がわからない観光客だと難易度は高いです。

また、時間帯によっては日本の満員電車のようにギチギチに身を寄せることもあり、とくに観光客はスリなど犯罪にあうケースも多いため、あまりおすすめしません。

セブ島・マクタン島の治安

マクタン島のニュータウンと貧しい家
旅行ガイドブックや情報サイトをみると、フィリピンの中でもセブ島は比較的に治安がいいと紹介されていたりします。個人的にも、過去も含めて滞在中に緊迫するような場面には遭遇しませんでした。ただし、それは危なくならないよう常に警戒していたからです。

8年前に比べて、新しくリゾートホテルやニュータウンが建設されたりして年々近代化されていますが、一方で、そのすぐ隣にはボロボロの家が並ぶ集落があったりして、貧富の差がとても激しいです。セブ島で暮らす人たちの月の平均収入は2~3万円らしく、現地の物価を考えても貧しい暮らしをしている人の方が大半。となると治安もそれなりに悪くなり、観光客を狙った犯罪も多くあります。

とくにスマホ(iPhone)は転売しやすく狙われるので、日本にいるときのように公衆で堂々と出さないほうが賢明です。スリや盗難はフィリピン人同士でも起こるそうなので、観光客は人一倍気をつける必要がありますね。

また、夜中の独り歩きは男性でも危険なので、事情があってどうしても外に行くという場合は、近場でもタクシーを利用してください。

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